PleskでサブミッションポートのSMTP AUTH接続ができない場合

PleskでサブミッションポートのSMTP AUTH接続ができない場合と題しましたが、\r\n実際はサブミッションポートで必須のTLS通信を解除する設定です。\r\n\r\n\r\n受信は出来るのになぜか送信が出来ないという状況に色々とググりましたが、なかなか解決の糸口が見つかりませんでした。\r\nところがふと調べたら、自分が過去のブログで投稿しておりました 汗…\r\n\r\n—–\r\n前置きはここまでとして、早速設定していきます。\r\n\r\nPleskでサブミッションを有効化する。\r\nまずは手順通りに。\r\n\r\nツールと設定 > メールサーバー設定\r\nすべてのIPアドレスに対してポート587でSMTPサービスを有効化するにチェックを入れて保存します。\r\nこれで完了です。\r\n\r\nしかしPleskではセキュリティーの観点からサブミッションポート(587番ポート)を使用した送信では、 TLSを使用した通信(STARTTLS)が必須となりました。\r\nメーラーでは証明書の警告が出だり、送信がはじかれることが起きます。\r\nTLS接続が望ましいですが、どうしても難しい場合はセキュリティーレベルを下げることで、TLS通信なしでも接続できるように設定を変更します。\r\n\r\n\r\n\r\n/etc/postfix/master.cf\r\n\r\n\r\n■ 変更前\r\n\r\nsubmission inet n – n – – smtpd -o smtpd_enforce_tls=yes -o smtpd_tls_security_level=encrypt -o smtpd_sasl_auth_enable=yes -o smtpd_client_restrictions=permit_sasl_authenticated,reject -o smtpd_sender_restrictions=\r\n\r\n■ 変更後\r\n\r\nsubmission inet n – n – – smtpd -o smtpd_enforce_tls=yes -o smtpd_tls_security_level=may -o smtpd_sasl_auth_enable=yes -o smtpd_client_restrictions=permit_sasl_authenticated,reject -o smtpd_sender_restrictions=\r\n\r\n\r\n「smtpd_tls_security_level=encrypt」部分を「smtpd_tls_security_level=may」に変更します。\r\n